個人サイトを長年続けている人におすすめしたい本
のろし(vol.1)。この本について書こう書こうと思って1年以上経ってしまいました。表紙に書かれている「インターネットにまだ「いいね」がなかった時代から」「なぜ彼らはインターネットで創作活動を続けてきたのか?」この文章に惹かれて購入。発行は 烽火書房 さん。
この本では、インターネット上で創作活動を続けてきた3名へのインタビューが載っています。個人サイトでウェブコミックを発表している作家さん、コミックレビューブログの管理人さん、ネット上で活動するアマチュアミュージシャンの方。
私自身、「いいね」がなかった時代を知っているネサフが趣味の人間なのですが…、この御三方の活動については存じ上げず、この本でやっと出会うことができました。オールドメディアのネットの海の中で、ピカピカ光る創作作品を探し出すというのは、世界中をまわって宝探しをするトレジャーハンターみたいなもので。
創作をしている人なら、自分の作品やメッセージを誰かに届けたい発表したいという気持ちがあるかと思います。それをどこで発表するか。今の時代なら、SNSが一番相応しい場所なのかもしれません。でも、瞬間的ないいねもなく、突然噴火のようなバズりもなく、テキストの打ち込みから始まり、まずはサイトの構築などから始まるそんなhtmlやブログの時代のインターネットで、作品の発表を行なっていた人々の活動はどうだったのだろう。正直自分は「オールドメディア」と呼ばれている時代は今でも生きてるし、大好きだし、今もまだそこで活動を続けている方々を応援したい気持ちはあるので、こういう話題になると語り出したくなってしまうのでした。
創作に至る根本的な原動力やその方々が持っている深みを知ることができる一冊です。
私の文章では良さを伝えきれないので、、、こちらのブログ ttps://simplelog.me/entry/noroshi 「烽火書房の雑誌『のろし 01』が最高すぎる。」(simplelog.meさん) で書かれているレビューをご紹介。(…したいのでh抜きでリンクさせてください。)